はじめに
理学療法士として、「患者様の生活を知る」とはどう言うことなのか、実習に向けてすごく重要な気がするので、今日は今の自分の考えを載せようと思います。
理学療法の目的とは
理学療法は、主として基本動作と呼ばれる「寝返り、座位、立ち上がり、立位、歩行、移乗」と呼ばれる日常生活に関わる動作を対象に行い、結果として生活範囲を取り戻し、社会への参加を取り戻すために何ができるかを考えていく事と踏まえています。
「過去」「現在」「未来」の最低でも3つの時間軸をおいて、「過去」の生活を「現在」の状況を踏まえて「未来」で取り戻すことができるのか?代替案は無いか?を日常的な動作から詰めていく事だと感じています。そのためにそれぞれ情報を3つの軸でとらえるために、振り分けるといいのかなと感じてます。
「過去」:元々の生活(生活環境、家屋環境、人的環境、周辺環境など)、既往歴など
「現在」:主訴やdemand(望みたい未来)、現病歴、治療の経過、評価、予測、術式、他部門情報など
「未来」:「過去」と「現在」の情報を照らし合わせどこが落としどころになるのかを決定する
(目標やneeds)
生活を知るとは
生活を知るというのは、「過去」の元々の生活を知るということだと考えております。
例えば生活環境は、「どんな1日のスケジュールで過ごしていたのか」、家屋環境は「その生活範囲の環境はどのような環境であったのか(階段を使用するなど)」、人的環境は「誰と過ごしていたのか」、周辺環境は「買い物などどこに外出していたのか、道のりは?」などこのような状況を深く知ることを指すと感じます。
情報を統合し、「過去の情報」×評価結果などの「現状」とを擦り合わせして「望みたい未来」やneedsの達成に何が妨げとなっているのか、他の環境により代替案として達成が可能なのかを考える一手になると思っています。
そして、生活を知るとリハビリ、理学療法の内容に必然的に「個別性」が生まれてくると思っております。
今までの考え方を変えて…
今まで、片麻痺×動作の障害(立脚期の膝の過伸展)=日常生活への障害がある。と考えていましたが、実際には麻痺による正常動作からの逸脱は日常生活に本当に影響があるのか?
(例:今は歩行時に膝の過伸展を起こしていても独歩で歩ける。そして発症からの時間がかなり過ぎており、随意性の改善が見込めない患者様が、膝の過伸展を治療することで患者様の歩行の何が良くなるのか?)
これは、その人の生活や求めるものにより変化するので、ステレオタイプのような考え方はせず、土台となるその人の生活や現状をらえる必要性がとても大切だと感じました。
こんなわけで今日は終了します笑

