はじめに
午後問題についてはこちらで回答していますのでぜひご覧ください。
第60回午後問題
(60回午後61) 心筋で正しいのはどれか。
1.平滑筋である
2.心筋線維は多核である
3.ギャップ構造がある
4.ATPは嫌気性呼吸で産生される
5.収縮は運動神経のインパルスによって起こる
答え:3
心筋は横紋筋で単核でギャップ結合があります。
横紋筋なのに単核であることがもうギャップですよね。
ATPは必ずしも嫌気性というわけではないですね、
運動神経のインパルスによって起こる=随意筋となるので違います。
(60回午後62) 筋紡錘の求心性線維はどれか。2つ選べ。
1.Ia
2.Ib
3.II
4.III
5.IV
答え:1と3
筋紡錘には核袋線維と核鎖線維があります。
Iaは確報線維へⅡは核鎖線維が支配しています。
覚え方は「積み立てNISA(ニーサ)」です。
※二がⅡ サが核鎖(かくさ)の「さ」です。
(60回午後63) 体温で正しいのはどれか。
1.体内の熱は呼気から拡散される
2.熱産生は骨格筋に次いで心臓が大きい
3.激しい運動でも直腸温は40℃を超えない
4.腹腔には体温の変化を検出する受容器がない
5.体温が1℃上昇すると基礎代謝は1%増える
答え:1
これは1をまずはしっかり覚えておきましょうの問題かなと思いました。
ちなみに5については、基礎代謝はもっと増えます。イメージはボディビルダーが
体を温める理由の一つですね。
(60回午後64) 嫌気性解糖で正しいのはどれか。
1.TCA回路が利用される
2.ミトコンドリア内で行われる
3.供給エネルギーの持続時間は約15秒である
4.グルコースはピルビン酸から乳酸に変換される
5.グルコース1分子から4分子のATPが得られる
答え:4
過去問でもこの辺の問が出ますが、理解が難しい人は4の文言のみ覚えておきましょう。
TCA回路は別名クエン酸回路、クレブス回路とも呼ばれます。国試の出題では名前を変える出はよくあるパターンですのでぜひ覚えてみてください。このTCA回路がミトコンドリアで行われます。
エネルギー供給時間は数十秒から数分です。※1500ⅿ走やYo-yoリカバリーテストがきつい理由はこれですね。
ちなみに、グルコース1分子から2分子のATPが得られます
(60回午後65) 副交感神経の作用で分泌が促進されるのはどれか。2つ選べ。
1.汗腺
2.涙腺
3.舌下腺
4.レニン
5.ノルアドレナリン
答え:2と3
1は運動中を想像しましょう。4は血圧を上げる機序で関わるホルモンです。
5は血糖を上げたりドキドキさせるホルモンです。
(60回午後66) アルカローシスをきたすのはどれか。
1.嘔吐
2.飢餓
3.下痢
4.重症の喘息
5.CO2ナルコーシス
答え:1
アルカローシスは体がアルカリ性に傾いた状態です。
イメージは胃酸がたくさん出るので、体がアルカリ性に傾くと想像しましょう。
注意が必要なのは、下痢ですね。こちらは胆汁はアルカリ性なのでこれが出たら酸性に傾くと
私は覚えていました。
(60回午後67) 体液性免疫で作動するのはどれか。
1.単球
2.B細胞
3.好中球
4.NK細胞
5.マクロファージ

免疫の問題が出たらこれをしっかりイメージできたらもうバッチりです。
(60回午後68) 排便中枢はどれか。
1.第1〜第3胸髄
2.第5〜第7胸髄
3.第10〜第12胸髄
4.第3〜第5腰髄
5.第2〜第4仙随
答え:5
この問題にこれ以上覚えることはないです
(60回午後69) 肩甲骨の筋を運動の組合せで正しいのはどれか。
1.僧帽筋上部線維 ー 外転
2.僧帽筋下部線維 ー 上方回旋
3.菱形筋 ーーーーー 下制
4.前鋸筋 ーーーーー 下方回旋
5.小胸筋 ーーーーー 挙上
答え:2
僧帽筋下部は上方回旋の最終域付近で活動します。
MMTなどの運動やフィットネス現場では、TYWエクササイズとして取り入れられています
(60回午後70) 膝関節で正しいのはどれか。
1.関節面は内側顆より外側顆が広い
2.前十字靱帯は屈曲運動の制限となる
3.屈曲位から伸展すると下腿は内旋する
4.大腿骨と脛骨の長軸は一直線上にある
5.屈曲の最終可動域に近づくにつれ滑り運動となる
答え:5
膝の関節面は内側が広いです。そして関節面はC型 外側はO型です。
2は何が言いたいのかあまりわかりません。
3は下腿が外旋する別名スクリューホームムーブメントと言います
(60回午後71) 体幹の伸展運動を図に示す。伸展を制限する靱帯はどれか。
※図の問題で解きやすいので飛ばします。
(60回午後72) 努力性呼気時に働く筋で誤っているのはどれか。
1.腹直筋
2.肋下筋
3.外肋間筋
4.内腹斜筋
5.内肋間筋後部
答え:3
この辺は筋の走行を覚えると理解しやすいですね。
内肋間筋前部と後部では作用が違うので注意が必要です。
(60回午後73) 上肢の筋と運動の組合せで正しいのはどれか。
1.烏口腕筋 ーーーーー 肩伸展
2.上腕二頭筋 ーーーー 前腕回外
3.上腕筋 ーーーーーー 肘伸展
4.腕橈骨筋 ーーーーー 肘伸展
5.長橈骨手根伸筋 ーー 前腕回内
答え:2

上腕二頭筋は肘の内側につきますんで屈曲する際に回外すると強く働きます。
(60回午後74) 運動学習で正しいのはどれか。
1.運動学習の過程には小脳が関与する
2.運動学習の初期段階で手続き記憶が得られる
3.覚醒レベルとパフォーマンス向上は比例関係にある
4.課題に習熟するとフィードバック制御で運動が行われる
5.練習量と達成度の関係を示す学習曲線は逆U曲線である
答え:1
これはこれです。
(60回午後75) 免疫反応で最初に産生されるのはどれか。
1.IgA
2.IgD
3.IgE
4.IgG
5.IgM
答え:4
最初に胎盤通過性のある(M=ままをつうかする)で覚えましょう。
多い順はGAMDE(がむで)で覚えます。

(60回午後76) 過形成で正しいのはどれか。
1.細胞数は一定である
2.急性刺激により生じる
3.細胞の容積は増大する
4.刺激がなくなれば停止する
5.臓器のサイズは一定である
答え:4
これは国家試験過去問がしっかり教えてくれると思います
(60回午後77) リンパ浮腫への対応で正しいのはどれか。
1.利尿薬で治療する。
2.水分摂取を制限する。
3.患肢の体毛を剃毛する。
4.患肢の皮膚を保湿する。
5.患肢を低い位置に保つ。
答え:4
清潔にしましょうということです。
(60回午後78) アポトーシスで正しいのはどれか。
1.核が融解する
2.細胞の大きさは膨化する
3.細胞死は散在性に認められる
4.受動的に生じる細胞死である
5.細胞内容物は細胞外へ放出される
答え:3
この問題については下記記事にてまとめてますのでぜひご覧ください
(60回午後79) 無意識のなかに押さえ込まれた欲動が精神症状としてあたわれると想定し、その葛藤を明らかにすることによって症状の改善を目指すのはどれか。
1.支持的精神療法
2.精神分析療法
3.認知行動療法
4.森田療法
5.来談者中心療法
答え:2
ごめんなさいこれはどうやって教えたらいいのかわかりません。
(60回午後75) 数字の復唱によって評価できる記憶で最も適切なのはどれか。
1.遠隔記憶
2.近似記憶
3.作動記憶(ワーキングメモリー)
4.即時記憶
5.手続き記憶
答え:4





