血液についての学習を国家試験問題を基に、まとめてみましたのでぜひご活用ください。
国家試験過去問題 回答と解説
看護師国家試験 第97回 午後1問
エリスロポエチンの産生が高まるのはどれか。
- 血圧の低下
- 血糖値の低下
- 腎機能の低下
- 動脈血酸素分圧の低下
答え:4
~~解説~~
エリスロポエチンは造血(赤血球の生成)に関わるホルモンです。
主に、腎臓で作られます。
4の動脈酸素分圧は動脈の酸素の量と覚えておきましょう。
エリスロポエチンは体の酸素の量が足りなくなると、造血しようと働く為4が正解となります。
例えばマラソンランナーはこのホルモンを沢山体内に蓄えるために、高所の山でトレーニングを行います。
看護師国家試験 第98回 午前17問
オプソニン効果を生じるのはどれか。
- 好中球
- 好塩基球
- Tリンパ球
- Bリンパ球
答え:1
~~解説~~
オプソニン効果は、体内に侵入した細菌に抗体や補体が付着すると白血球による食作用が促進されることです。覚えやすいものとして、オプソニン効果≒好中球とマクロファージと覚えておきましょう。
看護師国家試験 第102回 午後73問
血清に含まれないのはどれか。
- インスリン
- アルブミン
- γ-グロブリン
- β-グロブリン
- フィブリノゲン
答え:5
~~解説~~
この問題は絵をかけるとわかりやすいと思います。

血液は、大きく血球と血漿に分けられます。この血液を遠心分離すると、
血清と血餅に分けられます。血餅は(フィブリノゲンと血球からなります)。

今回の問題の通り、間違えやすいのは、血漿と血清の違いです。
血漿にはフィブリノゲンが含まれており、血清はフィブリノゲンは含まれません。
第48回 理学療法士/作業療法士 共通問題(PM)
66 血液について正しいのはどれか。
1.血小板は脾臓で作られる。
2.赤血球はpH調節に関与する。
3.白血球で最も多いのは好中球である。
4.エリスロポエチンは赤血球の破壊を促す。
5.血漿成分にフィブリノゲンは含まれない。
答え:3 ※または2
~~解説~~
血小板は骨髄で作られます。5は違うと理解することができましたか?
1問でも解けるようにこの部分を押さえておきましょう。
看護師国家試験第103回 午後30問
白血球について正しいのはどれか。
- 酸素を運搬する。
- 貪食作用がある。
- 骨髄で破壊される。
- 血液1μL中に10万~20万個含まれる。
答え:2
~~解説~~
酸素の運搬はおなじみの通り、赤血球が運搬します。
血液には4000~8000個含まれます。
第47回(H24) 理学療法士/作業療法士 共通問題(PM)
66 細菌貪食能が最も高いのはどれか。
1.単球
2.好酸球
3.好中球
4.リンパ球
5.好塩基球
答え:3
~~解説~~~

国家試験の過去問では、このような問題も出題されています。
細菌を貪食する能力のランキングを問われた問題です。
1位マクロファージ、2位好中球 3位単球ですのでぜひ覚えておきましょう。
看護師国家試験 第107回 午前26問
健常な成人の血液中にみられる細胞のうち、核が無いのはどれか。
- 単 球
- 好中球
- 赤血球
- リンパ球
答え:3
~~解説~~
赤血球には核がありません。
イメージは赤飯を想像してみましょう。
赤い米の外側に黒豆(核)があると…
看護師国家試験 第95回 午後2問
生体内で生じた血栓を溶解するのはどれか。
- トロンボプラスチン
- カルシウムイオン
- プラスミン
- トロンビン
答え:3
~~解説~~
止血と溶血の流れは書いて覚えられると理解しやすいです。

看護師国家試験 第103回追試 午後28問
血液の凝固・線溶系について正しいのはどれか。
- トロンビンは血栓を溶解する。
- フィブリンは一次血栓を形成する。
- プラスミンはフィブリノゲンから作られる。
- 損傷を受けた血管内皮に血小板が付着する。
答え:4
~~解説~~
上記の写真をイメージすることができれば解くことができます。





