~理学療法国家試験対策~THAのセメントとセメントレスについて

整形外科学疾患

はじめに

こんにちはみおしんです!本日は人工関節全置換術(THA)についての勉強をしたいと思います!
理由として、THAにて骨セメント(セメント)を使用した場合、荷重制限がある!と理解して今回模試に挑みましたが、その問題が出題し見事不正解…というわけでもう一度骨セメントを使用した場合の制限はあるのかについて学習をしようと思いました!
それでは始めていきます!

人工関節全置換術(THA)とは

THAは、大腿骨頭と寛骨臼の両方を人工関節に置き換える術式である。

引用 医療情報科学研究所(編):病気がみえるvol.11 運動器・整形外科.メディックメディア.2017

ちなみに、大腿骨頭のみを人工関節に置き換えるものもありこれを人工骨頭置換術(BHA)と言います!
国家試験形式では、この2つ術式の適応となるのは、変形性股関節症や大腿骨近位部骨折(garden分類Ⅲ以上)などで適応となります。
特にgarden分類のⅢ以上ではTHA、BHAが適応となる。と模試でも出題されたので覚えておく
必要もあります…

THAに使われる部品について

ヘッド…ソケットとつなぐ

ステム…骨幹部とつなぐ

ソケット…ライナーとシェルからなる

この辺りはもしかしたら聞かれる可能性もあるので押さえておきましょう!
ステムやソケットはただ挿入するだけではなく、くっ付ける必要があります!
ガンプラのようにパーツを接着剤で固定するイメージで覚えています!

(骨)セメントについて

THAの固定法には骨セメントを用いて固定するセメント固定と、骨セメントを用いず固定するセメントレス固定がある。

引用 医療情報科学研究所(編):病気がみえるvol.11 運動器・整形外科.メディックメディア.2017

2種類の方法で固定するんですね!
ではその2つにはどのような違いがあるのでしょうか?

セメント固定の場合は,術直後から最高強度の固着が得られるため,いったん良好なセメンティングが行われれば,術直後から全荷重歩行が可能で疼痛も少なく,術後早期の骨折などの合併症が少ない.

引用 加畑多文:人工関節置換術の基本的知識―有効なリハビリテーションのために―.Jpn J Rehabil Med.54 (9).2017

このことから、セメント固定を行った場合には、術直後から強固な固定が得られるため全荷重をかけることも可能であることが読み取れます。

これに対し、セメントレスでは、インプラントと骨とが生物学的に固着されるまでに数週を要するために、術直後に良好な初期固定が得られていないと、周術期には荷重時に痛みが生じたり、インプラントと骨との固着が得られなかったりするようです(1)。

まとめると、こんな感じになると思います!

セメント固定セメントレス
固定は強固で術直後から全荷重が可能荷重時痛やインプラントと骨の固着が得られないことがある
そのため荷重制限あり

まとめ

実際の現場でも、術式の確認は非常に大事で患者様の治療に大きくかかわると思っています。
今回勉強できたこと、国家試験や実際の現場に少しでも役立てるよう今後も知恵に発展できるように
勉強を頑張っていきます!今日もありがとうございました!

参考文献

1.加畑多文.人工関節置換術の基本的知識―有効なリハビリテーションのために―:Jpn J Rehabil Med.54 (9).2017


2.医療情報科学研究所(編):病気がみえるvol.11 運動器・整形外科.メディックメディア.2017

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