記事内に広告が含まれています。

【禁煙を成功させる①】禁煙の基礎知識と電子たばこ(加熱式たばこ)の安全性について!

健康/美容/ダイエット

禁煙を成功させるために必要なことは、禁煙に関する知識をしっかり持つことです。

今回は、「なぜ禁煙をするとつらいのか」、「電子たばこ(タバコ)の安全性」、「紙たばこに対して、電子タバコは禁煙しやすいのか」について解説していきたいと思います。

なぜ禁煙をするとつらいのか

喫煙者にとっては釈迦に説法ではありますが、たばこを吸うと、脳内でドパミンという物質が放出され、快感や快楽を覚えます。ニコチンは体内にずっと残るわけではないので、時間経過とともに少なくなります。さらに禁煙という長期イベントに体が遭遇すると、体がニコチンを欲します。そしてストレス反応が体に現れます(俗にいう離脱症状です)。

喫煙者は、日常で常にたばこを体が欲しがるイベント・ストレスにさらされます(単に体がニコチンを欲しているストレス、生活場面でのストレッサー/ストレスや仕事でのストレッサー/ストレス、食後の快楽の欲求、生活の一部など)。それらを解消するための手段として、喫煙者はこの人生におけるイベントやストレスへ適応をするため、たばこを吸うといった行動を起こします(朝起きてからの喫煙、仕事前や休憩中の喫煙、食後の喫煙など)。

繰り返すことで常習化し、禁煙が大変になることが想像されますね。
これは報酬系の回路であって、甘いものが我慢できないで間食を食べてしまう行動ととても似ていると感じています。

禁煙の成功を支えるものはなにか?

ある企業の禁煙経験のある504名にインターネット調査を対象とした禁煙に対する調査(1)では、禁煙成功者に「禁煙が成功した理由として考えらるもの」を答えてもらうと、「健康に対する危機感(30%)」、「禁煙者ではない家族・パートナー友人など周囲の支え(22%)」、「子供など周囲の健康に対しての悪影響を感じていたから(19%)」の順に多く回答が挙がった。

続いて、「経済的にやめなければならない理由があったから(16%)」「医師や医療機関によるサポートがあったから(15%)」「代替行動を取り入れた(15%)」なども挙がり、

代替療法による禁煙補助薬やニコチン代替療法などを選択したからと回答したものは禁煙成功者の8%であった。

禁煙を達成する→「自分に対する危機や周囲の支援」が禁煙成功者の支えになることが示唆され、人的環境や自身の思考にアプローチをかける重要性がうかがえます。

電子たばこ(加熱式たばこ)は安全と呼べる代物か?

日本における5年間の前向き研究では、加熱式たばこ日本の5年間の前向き観察研究では、加熱式タバコに移行してもしなくても、肺機能の低下に差は見られなかったと報告されています(2)、

他の研究でも、肺機能は45歳未満の加熱式タバコ喫煙者や喫煙歴が20年未満の喫煙者で、有意な機能低下がみられたと報告されています。

このように、肺機能は紙たばこ同様に起こりますし、同程度の機能低下があることが示唆されています。

紙たばこと電子タバコ(加熱式たばこ)では禁煙の成功率に違いはあるの?

こちらは2026年1月の報告になります(2)。
紙たばこと加熱式の併用者は禁煙率が低く(禁煙できる割合が低い)、加熱式のみ喫煙者では、常習するとやめにくく、非常習であれば紙巻よりやめやすい(起床後すぐ吸うかどうかに関係なく)可能性が伺えることが報告されています。また紙巻に加え、ときどき加熱式を吸っていると、紙巻をやめにくくなる可能性も示唆されたと報告しています。

自身が今の状態を把握し、自身の難易度がどのくらいなのかをしっかり把握してみることも大事化もしれません。

まとめ
  • たばこは喫煙者に対する人生における挑戦状でありいかに私たち喫煙者という個体がこのたばこの挑戦状を受けて立ち戦っていくのかを考えていく事が重要である。
  • 禁煙者は喫煙というループから抜け出したいが、日々のイベント、(離脱症状などの)ストレスに適応するためになかなか喫煙の渦から抜け出しにくくなっている
  • これは自分が弱いからでもない。
  • 禁煙へむけて、人的環境や自分の思考に問いかけてみることも大切(嗜好だけに)
  • 電子タバコも紙たばこ同様に肺の機能を低下させる
  • 紙たばこと電子タバコを併用している場合、禁煙率が低く、時々だとしてもいいことはない
参考文献

(1)https://www.jascs.jp/kinen_kagaku/2025/2025-02/kinen-kagaku2025-02-P6.pdf(参照日:2026年4月5日)

(2)https://www.jascs.jp/kinen_kagaku/2026/2026-01/kinen-kagaku2026-01-P1.pdf(参照日:2026年4月5日)

(3)Dilara Karaguzel, et al., “Heat-Not-Burn Tobacco Aerosols Induce Immune Dysregulation and Barrier Disruption Comparable to Conventional Cigarettes” Allergy, doi.org/10.1111/all.70174, 1, December, 2025

自己紹介
~この記事を書いた人~

理学療法士を目指す学生です
~趣味~
カフェ巡り、運動、おいしいものを食べること
主な資格
【中学校・高等学校教諭一種免許状(保険・体育)】
【健康運動指導士】【NSCA-CSCS】
~意気込み~
国家試験を合格し、臨床に出て活躍できるように勉強を頑張ります!
主に勉強のアウトプットを目的に投稿していきます

みおしんをフォローする
健康/美容/ダイエット
シェアする
みおしんをフォローする
タイトルとURLをコピーしました