はじめに
午後1~20までは下記記事をご覧ください
第60回午後問題
(60回午後21CBRマトリックスに含まれる項目はどれか。2つ選べ。
1.教育
2.人生の質
3.バリアフリー
4.エンパワメント
5.ユニバーサルデザイン
答え:1・4
CBRマトリックスは2年連続の出題となりましたが、こちらは「障害のある人や困難を抱える人の置かれた状況を包括的に見るための手段」です。
CBRマトリックスと言われたら、5つの要素があると暗記しておきましょう。
語呂合わせは、「エンタ(エンタの神様)は保健と社会の教育で生計を立てている。」
エンタ(エンパワメント)は(保健)と(社会)の(教育)で(生計)をたてている。
(60回午後22)要介護者を対象としたケアプラン第1票に記載される項目はどれか。
1.総合的な援助の方針
2.生活全般の解決すべき課題(ニーズ)
3.週間サービスの内容
4.サービス担当者会議の要点
5.支援経過
答え:1
ケアプランとは介護を必要とする利用者やその家族の状況や希望をふまえて、支援の方針や解決すべき課題、提供される介護サービスの目標と内容をまとめた計画書のことです。 個人的には働いたら学ぶことで、飛ばしてもいい問題だと思います。
(60回午後23)国際疾病分類はどれか。
1.ICD
2.ICF
3.ICF-CY
4.ICHI
5.ICIDH
答え:1
最低限覚えておくのは、
ICIDH:国際障害分類 ICF:国際生活機能分類
2つをしっかり押さえておくことです。
ICD:国際疾病分類は病気、傷害、死因を世界共通のコードで分類するための国際的な基準です。個人的には優先順位が低い問題です。
(60回午後24)診療報酬は通常何年ごとに改訂されるか。
1.2年ごと
2.3年ほと
3.4年ごと
4.5年ごと
5.6年ごと
答え:1
こちらは2年と覚えておいてください。
(60回午後25)短下肢装具で自立歩行が可能な二分脊椎児。該当する機能残存レベルの上限はどれか。
1.L2
2.L3
3.L4
4.L5
5.S1
答え:3
二分脊椎の問題が出題されたらまずはシャラードの分類を連想しましょう。
私私自身、出題者の主観が大きくばらつく問題が多いと思いとても苦手でした。
今回効かれているのは、上限(つまりⅠ群に近く該当しているものです。)
下の表で確認すると大体Ⅲ群(膝の伸展は効いている。杖があればできるのでは?)
とイメージしていけばいいと思います。3点問題でもよく出題ありますが、
私は小児分野は基本捨てました(優先順位が低い)。
| 分類(群) | 残存レベル | 運動/移動 |
| Ⅰ | ~T12 | 下肢運動なし |
| Ⅱ | L1.2 | 股関節屈曲〇/長下肢装具 |
| Ⅲ | L3.4 | 膝伸展〇足背屈△/短下肢装具 |
| Ⅳ | L5 | 足背屈〇/短下肢装具 |
| Ⅴ | S1.2 | 底屈△/装具なし |
| Ⅵ | S3.4 | 装具あり |
(60回午後26)褥瘡の危険因子でないのはどれか。
1.低栄養
2.血圧の上昇
3.体動の減少
4.局所的な圧迫
5.骨の突出部位
答え:2
低栄養があると体の修復ができないため1は因子になりそう。
体動や局所的な圧迫、骨の突出部位などこの辺は、たくさんあおむけで寝ていたら寝返りを打ちたくなる自身の体験をイメージできればOKですね。
(60回午後27) 腰椎椎間板ヘルニアの疼痛誘発テストはどれか。
1.Adsonテスト
2.Bragardテスト
3.Eichhoffテスト
4.Thomsenテスト
5.Yergasonテスト
答え:2
1は胸郭出口症候群、3は母指のテスト、4はテニス肘、5は上腕二頭筋腱炎などに使うテストです。
この手の問題は理屈がないので「各整形外科的テストの名前=何のテストなのか」を繰り返しやったらある程度反射的に覚えていけると思います。
(60回午後28) 関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会 1995年)に基づく関節角度測定の運動報告と関節可動域角度の組合せで正しいのはどれか。
1.頚部屈曲 ーー 80度
2.胸腰部屈曲 ー 45度
3.肩伸展 ーーー 30度
4.股外転 ーーー 25度
5.足屈曲(底屈) ー 60度
答え:2
この問題についてはこちらを参照ください関節可動域。
(60回午後29) Parkinson病でみられるのはどれか。
1.痙縮
2.分まわし歩行
3.姿勢反射障害
4.膝蓋腱反射亢進
5.Babinski反射陽性
答え:3
1.2、4.5は脳卒中などの上位運動ニューロン障害ですね。
(60回午後30) SF-36の下位尺度に含まれないのはどれか。
1.活力
2.栄養状態
3.体の痛み
4.社会生活機能
5.全体的健康感
答え:2
飛ばさせてください。
(60回午後31)Down症候群に特徴的な二次障害はどれか。
1.体幹の側弯
2.股関節の脱臼
3.足部の内反変形
4.環軸関節の亜脱臼
5.膝関節の屈曲拘縮
答え:1・2・4
小児は苦手です…傾向を抑えていくしかないです。
(60回午後32) アミロイドの沈着がみられるのはどれか。
1.Alzheimer病
2.Huntington病
3.Pick病
4.Wernicke脳症
5.多発性硬化症
答え:1
脳にアミロイドが沈着し認知機能の低下を起こすものが
アルツハイマー病です
(60回午後33) 原発性骨粗鬆症の診断基準に含まれる骨折の部位はどれか。
1.椎体
2.上腕骨遠位部
3.橈骨近位部
4.大腿骨遠位部
5.距骨
答え:1
原発性=加齢や閉経によるものです
続発性は術後や疾患などに連続して起こるものです
(60回午後34) 運動軸が1つの関節はどれか。2つ選べ。
1.顎関節
2.距腿関節
3.椎間関節
4.腕橈関節
5.下橈尺関節
答え:2と5
これは過去問の黄色本がとても分かりやすいのでぜひ
(60回午後35) 末梢動脈疾患で正しいのはどれか。
1.女性に多い
2.足関節上腕血圧比が高い
3.間欠性跛行を呈することはない
4.閉塞性動脈硬化症の頻度が低い
5.下肢切断が必要になることがある
答え:5
気を付けたいのが2です。
足関節上腕血圧比(ABI)は足首の血圧÷上肢の血圧です。
つまり足の血液が少なるなると足の血圧が下がり、(ABI)は低くなります。
(60回午後36)糖尿病に対する運動療法で正しいのはどれか。
1.インスリン抵抗性を改善する
2.血糖値に関わらず推奨される
3.尿中への糖の排泄を目的とする
4.Borg指数で17程度が適している
5.シックデイに関わらず推奨される
答え:1
2について、空腹時血糖が250㎎/dlを超える場合には注意が必要です。
運動の目的は主に「1」です。
シックデイとは糖尿病患者さんが、感染症にかかり、熱が出る・下痢をする・吐く、また食欲不振によって、食事ができない状況を指します。
あまり推奨はされなさそうですね。
(60回午後37) 急性心筋梗塞の胸痛の特徴で正しいのはどれか。
1.数分以内に消失する
2.冷汗を伴うことが多い
3.感冒様の前駆症状がある
4.放散痛は生じないことが多い
5.硝酸薬の投与で速やかに消失する
答え:2
数分以内で消失するは、狭心症の症状です
急性心筋梗塞は数十分程度の胸痛症状があります。
この辺の説明は「病気がみえる」をぜひ参照ください。
(60回午後38) 患者との面接時における開かれた質問はどれか。
1.「右膝は痛みますか」
2.「朝食を食べましたか」
3.「退院後は何をしますか」
4.「昨晩は熟睡できましたか」
5.「椅子から立ち上がれますか」
答え:3
3以外は「はい」「いいえ」で答えられる
閉ざされた質問ですね。
(60回午後39) ステロイドの副作用で正しいのはどれか。
1.筋固縮
2.低血圧
3.低血糖
4.大腿骨頭壊死
5.高カリウム血症
答え:4
ステロイドの服用により骨形成の働きが弱くなり、
骨吸収の働きが強まります。また、カルシウムの吸収も落ちる為、
骨壊死や骨粗鬆症などと関連があります。
(60回午後40) 正常健常人の立位姿勢で持続的に活動している筋はどれか。
1.腸腰筋
2.大殿筋
3.大腿四頭筋
4.大腿二頭筋
5.ヒラメ筋
答え:5




