はじめに:実習について
総合実習真っ只中の学生さんやこれから実習を控えている方もたくさんいらっしゃると思います。私も実習を経験してきましたが、どのように実習に臨んでいったのか、使ってた本や大切だと思う経験を交えて紹介していきます!
実習は「知識の暗記」ではなく「臨床推論の実践」
『症例動画でわかる理学療法臨床推論 統合と解釈実践テキスト』では、臨床で出会いやすい15疾患をもとに、評価→仮説→検証→再評価という臨床推論の流れを、動画と症例提示で学べます。
重要なのは、「なぜこの評価を選ぶのか」を説明できること。
単なる検査の羅列ではなく、患者像を統合的に捉え、解剖・運動学・病態・生活背景を結びつける力が求められます。
実習に向けたヒント
- 仮説を立てる練習を事前に繰り返す(紙に書き出すと効果的)
※上記本の動画をみながら何回も行う - 評価項目ごとの目的と臨床的意味を説明できるようにする
- 動作分析を通して、解剖学的構造と機能を結びつける
「6ステップ」で臨床の地図を持つ
『6ステップで組み立てる理学療法臨床実習ガイド』は、複雑な臨床プロセスを6つのステップに整理し、実習を迷わず進めるように“地図”を提供してくれます。
6ステップの概要(要約)
- 事前準備:カルテ・処方箋の読み込み、既往歴・生活背景の把握
- 目標抽出:評価計画を立て、予後予測を行う
- 動作障害の仮説立案:なぜ異常な動きが起きているのかを分析
- 問題点抽出と優先順位付け:障害構造図などで整理
- 治療プログラム立案:仮説に基づいた介入計画
- 効果判定と振り返り:再評価とリフレクションで学びを定着
この流れを頭に入れておくと、実習中に「次に何をすべきか」が明確になります。
こちらの本では、この6ステップを症例とともに具体的に、どうやって臨床を進めていくかが
書かれています!
その他大切なこと1: 解剖学は「触って動かして」覚える
臨床推論の精度は、触診スキルに直結します。
骨指標や筋の走行を正確に触れ、関節可動域を正しい軸で測れることは、評価の信頼性を高めます。
事前練習の例
友人同士で関節可動域測定を繰り返す※必須!
骨指標(上前腸骨棘、大転子、肩峰など)を触診し
いわれた場所を理解しておく事!
筋の起始・停止を触って収縮を確認(MMTにも活かされます!)
その他大切なこと2:現場で評価される「態度」と「姿勢」
実習では知識・技術だけでなく、態度も評価対象です。
チェックポイント
メモは患者さんの前では取らず、離席後に記録
報告・連絡・相談をタイムリーに行う
清潔感のある服装・言葉遣い
守秘義務の徹底(患者情報は外部に持ち出さない)
その他大切なこと3:学びを深める「振り返り習慣」
デイリーもあり大変だとは思いますが、
1日の終わりに、以下を3行でまとめるだけでも成長が加速します。
- 今日できたこと
- 課題
- 明日の目標
『6ステップ』で紹介される「三角ロジック」や「障害構造図」を使えば、振り返りがより体系的になります。
まとめ
この2冊から学べるのは、臨床推論の筋道と実習を進めるための地図。
事前に知識と手順を整理しておくことで、実習中は患者さんとの関わりや現場での学びに集中できます。
準備を整えて臨めば、実習はきっと“成長の加速装置”になります。
皆さんの実習が良いものになり、今後の理学療法士としての人生を良いものにできればと思い
今回、記事を作成してみました!
具体的に、実習で困ってることや相談したいこと、
友達や先生には言いにくい悩みなどありましたらぜひご相談ください!
今日も見てくれてありがとうございました!
ではでは…


